問題ID: a04-0010
Aが、Bの所有する甲土地を賃借して20年以上にわたり平穏かつ公然と使用を続けた場合であっても、Aは、その占有の性質が変わらない限り、時効によって甲土地の所有権を取得することはない。
この肢は正しい
解説
162条の取得時効は「所有の意思をもって」する占有、すなわち自主占有を要件とする。賃借人の占有は他人の所有権を認めたうえでの他主占有であり、期間が経過しても所有権の時効取得は生じない。185条の新権原の取得等により占有の性質が変わった場合は別である。
根拠条文
民法162条1項、185条
出題傾向
H27問4肢1、19回中1肢で出題