問題ID: a19-0007
賃借人が適法に賃借物を転貸した場合、転借人は賃貸人に対して転貸借に基づく債務を直接履行する義務を負うが、この場合において、転借人は、転貸人に対する賃料の前払をもって賃貸人に対抗することができる。
この肢は誤り
解説
転借人は、賃貸人と賃借人との間の賃貸借に基づく賃借人の債務の範囲を限度として賃貸人に直接履行する義務を負い、この場合、賃料の前払をもって賃貸人に対抗することができない(民法613条1項)。前払による賃貸人への対抗を認めると転貸人と転借人の通謀で賃貸人が害されるためである。したがって本問は誤りである。
根拠条文
民法613条1項
出題傾向
R02_12月問6肢4、H28問8肢2、H23問7肢1で出題