問題ID: a06-0015
甲土地がAからBへ、更にBからCへと順次売却された場合、Cは、Bの同意がなくても、Aに対して直接Cへの所有権移転登記をするよう請求することができる。
この肢は誤り
解説
判例は、中間者の同意がない限り、最終の譲受人が最初の譲渡人に対して直接自己への所有権移転登記を請求することはできないとしている(最判昭40.9.21)。中間者にも登記名義を経由することについて利益があるからである。Cとしては、BのAに対する登記請求権を代位行使することになる。
根拠条文
民法177条、423条、最判昭40.9.21
出題傾向
過去19回で直接の出題なし(周辺論点として、転得者が前主に登記なく所有権を主張できるかはR01問1肢3、前主・前々主が177条の第三者に当たるかはR03_12月問6肢1・R07問1肢2)