問題ID: a06-0009
Aが甲土地を長期間占有して取得時効が完成したが、時効の完成前にBが甲土地の所有権を取得して登記を備えていたときは、判例によれば、Aは、登記がなければBに対し時効取得を主張することができない。
この肢は誤り
解説
誤り。判例は、取得時効の完成前に原所有者から目的物を譲り受けて登記を備えた者は時効取得者にとって当事者の地位に立つとし、時効取得者は登記がなくてもその者に対し所有権の取得を主張できるとする。登記の先後で優劣が決まるのは、時効完成後に権利を取得した第三者との関係に限られる。
根拠条文
民法162条、177条
出題傾向
H22問4肢3、H24問6肢1、R05問6肢アなど、時効と登記は19回中5肢で出題