問題ID: a08-0009
共有物を使用する共有者は、別段の合意がある場合を除き、他の共有者に対し、自己の持分を超える使用の対価を償還する義務を負う。
この肢は正しい
解説
民法249条2項は、共有物を単独で使用する共有者の他の共有者に対する対価償還義務を明文化した規定である。各共有者は共有物の全部について持分に応じた使用ができるにとどまるため(同条1項)、持分を超える利益は他の共有者に返すべきものとされる。使用に当たっては善良な管理者の注意を払う義務も負う(同条3項)。
根拠条文
民法249条1項〜3項
出題傾向
過去19回で直接の出題なし(周辺論点として、共有者に排他的占有権原があるかはH29問3肢1、共有者の一人に対する明渡請求の可否はH24問10肢2・R07問8肢4)