問題ID: ri01-0008
使用者が労働者に出向を命ずることができる場合であっても、その出向の命令が、出向させる必要性や人選に係る事情その他の事情に照らして権利を濫用したものと認められるときは、労働契約法により当該命令は無効となる。
この肢は正しい
解説
正しい。労働契約法14条は、出向命令権があることを前提としたうえで、その行使が権利濫用と認められる場合に命令を無効とする規定である。出向命令権そのものの有無は就業規則や労働協約の定め、民法625条1項にいう労働者の承諾の有無によって判断され、14条はその後の濫用の場面を規律する。
根拠条文
労働契約法14条、民法625条1項
出題傾向
第43回問4肢D、第48回問1肢ウ、第57回問4肢D など第41〜58回で15回