問題ID: a03-0005
Aは、Bに与えていた代理権が消滅した後にBがAの代理人としてその代理権の範囲内の行為をCとの間でした場合において、Cが代理権の消滅の事実を知らず、かつ、知らないことについて過失がなかったときは、その行為について責任を負う。
この肢は正しい
解説
正しい。他人に代理権を与えた者は、代理権の消滅後にその代理権の範囲内でその他人が第三者との間でした行為について、代理権の消滅の事実を知らなかった第三者に対して責任を負う(民法112条1項本文)。ただし第三者が過失によってその事実を知らなかったときは責任を負わない(同項ただし書)から、相手方は善意かつ無過失であることを要する。
根拠条文
民法112条1項
出題傾向
R02_12月問2肢3、R03_12月問5肢4(代理権消滅後の表見代理と過失)。19回中2肢で出題