問題ID: a03-0003
Bが、代理権がないのにAの代理人としてCとの間でA所有の甲土地の売買契約を締結した後、Aが死亡してBが単独でAを相続した場合、判例によれば、Bは、Cに対して当該売買契約の追認を拒絶することができない。
この肢は正しい
解説
正しい。判例は、無権代理人が本人を単独で相続した場合には本人が自ら法律行為をしたのと同様の法律上の地位が生じるとして、無権代理人による追認拒絶を認めない。これに対し本人が無権代理人を相続した場合には、本人の資格において追認を拒絶することができる(ただし無権代理人の責任は承継する)。相続の方向によって結論が分かれる点が繰り返し問われている。
根拠条文
民法113条1項、116条、117条1項
出題傾向
H24問4肢2、H30問10肢1。19回中2肢で出題