問題ID: a16-0018
Aが所有する甲土地をBに売却した後、Aが同じ甲土地をCにも売却してCへの所有権の移転の登記が完了した場合、Bは、Aに対し、履行に代わる損害賠償を請求することができる。
この肢は正しい
解説
Cが登記を備えたことによりAがBに甲土地の所有権を移転することは不能となる。債務の履行が不能であるときは、債権者は履行に代わる損害賠償を請求することができ(415条2項1号)、この不能はAが自ら二重に売却したことによるものであるからAに帰責事由がある。Bは契約を解除せずに損害賠償を求めることもできる。
根拠条文
民法415条1項・2項1号
出題傾向
H24問8肢3