問題ID: a07-0029
甲建物を占有していた者が、他人に欺かれて任意にその建物を引き渡した場合、その者は、占有回収の訴えによって甲建物の返還を求めることができる。
この肢は誤り
解説
民法200条1項の占有回収の訴えは、占有者がその占有を奪われた場合に認められる。欺かれた占有者が自らの意思に基づいて引き渡したときは、占有の移転が意思によるものであって侵奪には当たらないから、占有回収の訴えを提起することはできない。
根拠条文
民法200条1項
出題傾向
R06問7肢1で出題(過去19回で1肢)