問題ID: a02-0034
Bと通じて甲土地をBに売却したように装ったAが、B名義の登記を経由させたところ、その事情を知らないBの債権者Cが甲土地を差し押さえた場合、Aは、Cに対して売買が仮装のものであったことを主張することができない。
この肢は正しい
解説
民法94条2項にいう第三者とは、虚偽の外形を基礎として新たに法律上の利害関係を持つに至った者をいう。仮装名義人に対する債権者であっても、目的物を差し押さえた者は登記を前提とした執行上の地位を得ているのでこれに当たり、善意であれば保護される。差押えをしていない一般の債権者との違いに注意する。
根拠条文
民法94条2項
出題傾向
H24問1肢1、H27問2肢3(過去19回で2肢)