問題ID: a23-0021
Aが所有する甲土地をBに売却する契約が締結された後、Cが、その契約の存在を知りながらAをそそのかして甲土地を自らに売却させ、Cへの所有権の移転の登記を了させた場合、Bは、Cに対し、不法行為に基づく損害賠償を請求することができる。
この肢は正しい
解説
債権も709条にいう法律上保護される利益に当たる。単に二重に譲り受けて先に登記を備えただけであれば自由競争の範囲内として違法性が否定されるが、本問のように債務者をそそのかして債務の履行を不能にさせるという態様の債権侵害は違法であり、その第三者は不法行為責任を負う。
根拠条文
民法709条
出題傾向
R01問4肢3