問題ID: rs01-0502
会社主催の研修生歓送迎会に、残業をいったん中断して後で職場へ戻る予定だった労働者が上司の意向で途中から加わり、会の終了後に残業を再開するため職場へ向かう途上、上司に代わって研修生を宿舎まで自動車で送る間に交通事故で死亡した場合、この死亡は業務上のものと認められる。
この肢は正しい
解説
正しい。行橋労基署長(テイクロ九州)事件・最判平28.7.8の事案である。歓送迎会は会社の行事としての性格を持ち、労働者は上司の意向により中断していた業務に戻る前提で参加し、研修生の送迎も上司に代わって行ったものであるから、一連の行動は事業主の支配下にあったとして業務遂行性・業務起因性が認められた。
根拠条文
労災保険法7条1項1号、行橋労基署長(テイクロ九州)事件・最判平28.7.8
出題傾向
第58回予想問題(択一 労災 問1肢B)として出題。本試験第58回で同論点が出題(選択式問2空欄C 事業主の支配下)。過去は第46回問1、第48回問2・問5、第57回問2 など