問題ID: ri10-0006
地域別最低賃金額に達しない賃金しか支払わなかった使用者は最低賃金法上の罰金に処せられるのに対し、船員に適用されるものを除く特定最低賃金額に達しない賃金しか支払わなかった使用者は、同法の罰則ではなく、労働基準法の賃金の全額払の規定に違反する者として処罰される。
この肢は正しい
解説
正しい。最低賃金法40条は、最低賃金額以上の賃金の支払を義務付ける同法4条1項の違反に50万円以下の罰金を科すが、その対象を地域別最低賃金及び船員に適用される特定最低賃金に係るものに限っている。特定最低賃金額に達しない賃金の支払は、労働契約の当該部分が無効となって最低賃金額と同様の定めをしたものとみなされる結果、労働基準法24条の賃金全額払違反として同法120条により処罰される。
根拠条文
最低賃金法4条1項・2項、40条、労働基準法24条、120条
出題傾向
第46回問2肢D、第55回選択式問4空欄D など第41〜58回で2回