問題ID: a05-0001
行為の時に制限行為能力者であった者は、その法律行為が取り消されて初めから無効であったものとみなされる場合、その行為によって現に利益を受けている限度において返還の義務を負う。
この肢は正しい
解説
正しい。無効な行為に基づく債務の履行として給付を受けた者は相手方を原状に復させる義務を負うのが原則であるが(民法121条の2第1項)、行為の時に意思能力を有しなかった者及び制限行為能力者であった者は、現に利益を受けている限度で返還すれば足りる(同条3項)。取り消された行為は初めから無効であったものとみなされる(121条)。
根拠条文
民法121条、121条の2第1項・3項
出題傾向
R06問8肢2(無効行為の原状回復義務の条文の有無)。19回中1肢で出題で、大問の主論点にはなっていない